企業は環境保護など社会的な貢献とビジネスを両立させるべきだという経営理念は当初から注目を集めていたと思う。日本には1990年に原宿に1号店を開店。東京での仕事が多かった私も開店間もない頃に行ったりしたものだ。
やがてイオングループへの出店が多くなり、当沖縄の那覇ジャスコが開店する時にうちの会社も出店したのでボディショップは?と尋ねたら、やっぱり沖縄ではまだ早いでしょうということだった。それがいつのまにか那覇を抑えて南風原ジャスコに出店していたのはちょっとした驚きだった(今年の6月には那覇にも出店している)
私自身は、ボディショップのユーザーではないんだけど、アニータ・ロディックの生き方や理念には共感する事が多い。彼女の最初の著書であるBODY AND SOUL—ボディショップの挑戦が1992年に出版された時はすぐに買い求めたものだ。この方は彼女の生い立ちから、なぜボディショップを始めたのかなどが、明快な文章とステキな写真で綴られている。アマゾンなどのネットでも買うことができるようだけど、どこも表紙の写真や内容に余り触れてないので私が持っているものの写真を載せておこう。
裏表紙の彼女の言葉を引用すると、
私は美容ビジネスが嫌いです。とうてい叶わない夢を売る化け物のような業界です。嘘はつく、騙す、女性を食いものにする業界です。その主要な製品は何かといえばパッケージという名のゴミです。彼らは、環境保護や地域社会などにかかわることは、企業の本分ではないと考えました。私は、それが企業にとって何よりも大切なことだと考えました。ボディショップのように経営しない企業は、遠からず困難な状況に直面するこになるでしょう。まさにそういう時代になっているよね。つけ刃のキャンペーンという問題じゃない。お勧めの一冊です。
この地図は拡大も、マウスで移動もできます。
みんなに南風原を知ってもらうためにクリックしてね!→
お土産に買ったのをおぼえています
まさかまさかわが町にお店ができるとは!