
摩文仁家の墓は、南風原町では唯一の県指定文化財。とは言え他の文化財と同様、どこにあるのか分かりにくいのは同じ。大名から首里へ抜ける道沿いにあるのかと思って近くの商店で聞いたら、大名公民館の裏手だと言うことなのでそっちへまず移動。そこの近くの民家の方に聞いたら公民館の横の階段を登っていけばいいと教えてもらう。
なるほど、公民館の裏手に階段がある。しかしこの近辺にはどこにもそんな標識ないもんなぁ。これじゃ、分からないよなぁ。
階段を登ってさらに樹が生い茂った坂道を登っていく。道は右の方へ曲がりながら少し下りになると、どうやらそれらしいものが見えてくる。

尚質王の第2子、摩文仁家の始祖の尚弘毅(1647-1684)の墓。11年間摂政(君主に代わって国政を行なうこと)を務めた褒美として国王から贈られた御拝領墓だそうだ。外からは分からないけど、墓室内は列柱と梁を使った人家のようになっていて、この形は他に例がなく、1972年に沖縄県の文化財に指定された。
樹がうっそうと生い茂っているけど、墓の前は高速が走っている。敷地の境の壁がちょっと崩れそうにもなっている。昔は見晴らしもよかったのかもしれないけど、今はちょっと気の毒な感じもするな。石碑はあるんだけど、解説文も何も用意されてないのはちょっともったいないかも。もっともここに来る人はほとんどいないんだろうなぁ。

最近、アフリカマイマイを見ないなと思っていたら、ここにはたくさんいた(^^; 元々は戦後の食糧難の時に食用として輸入されたんだけど、逃げ出して繁殖してしまったんだよね。

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