
悲風の丘は、兼城乗交差点から役場をすぎてすぐの信号を直進するとすぐ左側の方の丘にある。先日行った
病院壕のある黄金森の頂上から階段を降りても行くことができる。前回はいきそびれたので反対側から行ってみた。
悲風の丘の記念碑と南風原陸軍病院壕跡がある。

ここには航空写真も説明板にあり、全体像が分かりやすい。ただ駐車スペースとかが用意されている訳ではないので、県道からちょっとそれた脇道に停めるしかないのがやや不便かな。廻りはさとうきび畑。
沖縄陸軍病院は当初、那覇にあったけど、空襲によって施設が焼失したため、南風原分院のあった南風原国民学校に移動したのだそうだ。その後、米軍の上陸を前に、病院は黄金森一帯に掘られていた30余の南風原陸軍病院壕へと移動しのだそうだ。(
詳しくはこのページに)
南風原陸軍病院壕跡の碑には、「重傷患者二千余名自決之地」と刻まれているが、この数字に確かな根拠はなく、犠牲者の数はいまだ明らかではないとのこと。
壕の入口は崩落したのか閉じられている。
この丘から振り返ると本部公園が望める。またこの丘には大王ヤシ?に囲まれていて、花もたむけられていた。上の写真の階段を登っていくと黄金森の頂上に上がることができる。
黄金森公園 黄金森の沖縄陸軍病院
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