南風原町要覧の
南風原文化センターのページを見ると、いろんな書籍が発行されているのが分かる。実際行った時にも見本がいろいろと展示されていたっけ。戦争に関するものが豊富だけど、要覧の中に町指定の文化財を網羅したという南風原の文化財というのが紹介されている。
ちょっと興味があったので昨日通りすがりに寄ってみた。並べられた見本を見ていると目を引いたのがこの、はえばるの自然と地理と題された本。
他のが冊子という感じなのに対してこれは200ページを越えるボリュームがあって、カラー写真も豊富。内容も地理、自然、動物、植物、地形と地質と多岐に渡っている。きっと高いのかなぁと値段を見たら1000円とこの手のものにしてはすごくお手頃なものだ。

文章も平易だしフリカナもふってあるので小学生にも十分理解できる内容になっていると思う。地理では、昔の町の様子と今のが写真で比べられていたり、民家の移り変わりやかつて走っていた軽便鉄道の貴重な写真とかもあってすごく興味深い。ペルーへ移民した方の写真などノスタルジックなのもあっておもしろい。

知っていそうでよく分かってない植物や、食べられる実の紹介や、それらを使った遊びの道具のことなんかもいいね。おもしろなと思ったのは、南風原の動植物の方言は、各字によっても違うこと。その字にだけしかないような独特な方言もあるんだそうだ。例えばヤモリの呼び方にしても、ヤードゥー、チルチルー、ピルピルー、ヤールー、ソージムヤー、ソーゾーミックヮー、ヤーソージャーなどあるし、セミのクロイワツクツクに至っては、ジーワジーワ、ジーワー、マーミムラー、シーワー、マーミームーラー、ムーマー、ムーワー、ウーワー、ジーファーグヮー、ジーワーグヮーとすごいバリエーションだな。
と言うわけで植物や動物をどう呼ぶかを聞いていくとどこの字の出身か分かるらしくて、そんなクイズのようなページもあったりしてなかなか楽しい。でも今のこどもたちにも通用するのかな?
という訳で、この本おすすめです。町でこんな立派な本を出しているところは少ないのじゃないかなぁ。お求めは
南風原文化センターにて。
ちなみにお目当てだった南風原の文化財の方はサンプルが置いてなかったので、係りの方にたずねたら奥から出してきてくれた。ちょっと前ならすぐに買ったかもしれないけど大半はすでに見てきたし写真も撮ったからまた今度の機会にでもしようかなと思う。
それよりすごく気になったのが飛び安里の資料集。これはかなりおもしろそうな感じだけど、予算の関係でこれは次回、ぜひ手に入れよう。

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