
この石獅子は偶然発見したと言うか近くまで来たので思いだしたので行ってみた。ここもかなり分かりにくいところにあるが、道の曲がり角に一応は矢印がある。なければほぼ分からないのではないだろうかと思う(^^; その道の先の先の細くなったどんずまりにひっそりとあるのがこれ。
風化してるのか、壊れてるのかよく分からないが、獅子と言うよりただの石にしか見えなくもないな。

説明によると、普通南部では東風平の八重瀬へのヒーゲーシ(火返し)の目的で置かれたものが多いが、この石獅子は、上間(那覇市)へのケーシ(返し)の目的で置かれたと伝えられている。当時は、この一帯の人々にとっては上間も恐れの対象だったことを示しているそうだ。
照屋の石獅子Aと同じく南風原町指定有形民族文化財のひとつ。