このあいだは、役場の外からしか全体を撮れなかったのだけど、今回は内部から全体を撮れるようになっていたし、また新聞の記事もパネルにされていた。
飛び安里はライト兄弟より100年以上も前に空を飛んだという話があり、飛行機の現物は大正初期まで沖縄市の安里家(現在直系の家族はハワイに健在)に保管されていたそうな。「羽ばたき機」は、竹を弓の形にいくつも作ったものを水平に並べ翼とし、この竹には芭蕉布と鳥の羽根が重ねてはってあり、そして左右の翼の端にひもを結び、それを足でバタバタと動かすようになっていたらしく
こんなかたちだったらしい。

左の新報の記事によると国会図書館で見つけた飛び安里の羽ばたき機の想像図を基に設計されたとあるけど実物を見るとハンググライダーのようで羽ばたきとは思えないんだけど、どうなんだろう?左の記事だと約15m飛行し、初フライトは無事成功したとあるけど、
同じ時のタイムスの記事によると約5mとあり、滑空することはできなかったが、離陸には成功と微妙に違いがあるな(^^;

同記事には、「今日の様子を見て、必ず飛ぶと確信が持てた。機体バランスなどを調整し、再び挑戦したい」とありさらに、城間俊安町長は「感無量。皆の意気込みが機体を押し上げた。これをステップに、いずれは飛べるようになる」ともある。でも検索してもその後の記事は見当たらないところを見るとこの後は飛ばされることはなかったんだろうか? 誰かご存じの方はいるかな?